ドイツの実験的ロックバンド、Canが72年にリリースした4枚目のアルバム。Jaki Liebezeitによる強烈なドラムブレイクの上でノイジーなシンセやギター/ベースが出入りし、日本人メンバーのダモ鈴木がヴォーカルを乗せるA1「Pinch」、水音のSEから始まり、気怠くうなだれたヴォーカル/メロディが支配するA2「Sing Swan Song」、Hip Hopサンプリングネタでも知られる、コチラも強力ドラムが支えるB1「Vitamin C」、緩急展開も流石のB2「Soup」、本作からのヒット曲となったB4「Spoon」まで、抜群のカッコ良さです。\r\rA1 Pinch \rA2 Sing Swan Song\rA3 One More Night\rB1 Vitamin C \rB2 Soup\rB3 I'm So Green\rB4 Spoon